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本当は怖い!腰椎圧迫骨折(いつのまにか骨折)の症例

症例① 第2腰椎圧迫骨折

80歳代 女性
 
転倒などの原因も一切なく、腰部に疼痛も無し。自覚症状は右殿部(坐骨神経の辺り)に痛みがある。
寝ていると痛みは出ないが、起き上った時しばらく殿部に激痛があり、しばらく立ち上がれない。
 
当初、整形外科を受診するが、レントゲン上では異常なく、変形性腰痛症からくる坐骨神経痛と診断を受ける。
数回、痛み止の注射をするが、痛みは変わらず。
痛みが出始めて2週間後に中新整骨院に来院。
当院の連携先の病院へ紹介しMRI及び背骨全体のレントゲンを撮影して頂くと、第2腰椎に新鮮な圧迫骨折
が見つかる。そのまま1週間安静入院後、当院にてリハビリ療養中。

レントゲン画像でも、腰椎の変形はかなり見られる。
圧迫骨折の主な原因は、骨粗鬆症と転倒(尻もち)であり、
今回は第2腰椎の新鮮な圧迫骨折が発見されたが、その下の第3、4腰椎にも圧迫骨折の痕跡が見られる。
この様に、転倒がなくても、気づかずに自然と起きているケースがかなり見られます。
なおかつ、腰部に痛みが無いケースでは判断が難しく、発見が遅れる事があります。

他の病院、治療院で色々な治療を受けたけれど、痛みが改善しない患者様が中新整骨院には、たくさん来院しています。
患者様の症状によっては、当院でも施術困難な場合もあります。
その際、当院では患者様にとってベストな方法は何かという事を熟考し、提案をさせていただきます。
 
症状の重症度により、連携している病院をそれぞれのケースに合わせご紹介させて頂きます。
当院からご紹介する事により、突然、病院を受診されるよりもスムーズに、的確な治療が受けられる事を自信を持ってお伝えさせて頂きます。
また、紹介先の病院での診察、治療後も当院でのリハビリ等の連携、連絡もスムーズに行う事が出来ますので、安心して受診して下さい。

この記事を書いた人

井澤晴彦

井澤 晴彦

カイロプラクター歴30年。施術を通して患者様の生涯のパーソナルケアを 担当させて頂きたいと思っております。お身体に関する以外の小さな事でも気軽にご相談してください。